あなたは大丈夫?-自分を大きく見せる人は信頼されない
こんにちは、麗美です。
前回、「自分に自信を持つ方法」についてお話ししました。
自信のない人が自信を持つ方法 - 昨日よりももっと「魅力的」な私に
「相応の自信」を持つことは、人間関係上でもコミュニケーション上でも非常に大切です。
しかし、自分のことを「能力以上に大きく見せる人」や「自信過剰な人」は、人から信頼されません。
「自分は自信過剰じゃないから大丈夫」と思っている人でも、要注意!
実は、無自覚に「自分を大きく見せよう」としている人が、意外に多いんです。
今日は、自分ではそのつもりがないのに「大きく見せる」ことが癖になっていて損をしている人について、お話ししたいと思います。
あなたも当てはまるところがないか、チェックしてみて下さいね!
【知らないことでも「知ってる!」と言っていませんか?】
自分ではそのつもりがないのに「自分を大きく見せる」ことが癖になっている人で最も多いのは、知らないことでもつい「知ってる!」と知ったかぶりをしてしまうこと。
知ったかぶりといっても、原因はさまざま。
自分を大きく見せるためにしている人もいるでしょうが、それ以外の理由の人も多いことでしょう。
例えば、
・知らないことを恥ずかしいと思い、つい知ったかぶりしてしまう
・正直に知らないと言ったら話の腰を折ってしまうので、つい知ったふりをしてしまう
などなど。
これらの理由で知ったかぶりしてしまう人は、悪意でしている訳ではないので罪悪感をもちにくいという傾向があります。
しかし、理由はどうあれ、相手にしてみたら「知ったかぶり」であることに違いはありません。
相手が知ったかぶりしていることは、話の内容や流れでだいたい分かってしまうもの。
そして、どうして相手が「知ったかぶり」しているのかという理由まで考えてくれる人はほとんどいません。
「この人は知ったかぶりする人だな」という悪い印象しか残らないのです。
なので、「あの人は知ったかぶりだから…」と悪い評判を立てられかねません。
知らないことは正直に「知りません」と言うこと。
もし話の腰を折るのが嫌なら、「そうなんですか」「なるほど」というように、初めて知ったという相づちを打てば大丈夫です。
無知であることは、決して恥ずかしいことではありません。
正直に「知りません」と言ったら、よほど意地悪な人でない限り、ほとんどの人はそのことについて親切に教えてくれることでしょう。
社会生活で「信頼される」のは、知識豊富な人でも賢い人でもありません。
相手にすぐバレるような「嘘をつかない人」が最も信頼されるのです。
もし、知ったかぶりが癖になっていたら、ぜひこの機会によく考えてみて下さいね。
【ただの知人なのに「〇〇さんは友達!」と言っていませんか?】
次に、意外と多いのが、対人関係で見栄を張ること。
有名人とパーティーで一度会話しただけなのに、「〇〇さんとは飲み友達」とか「〇〇さんとは仲良くて」と発言する人を、けっこう見掛けます。
有名人でなくても、ただの知人なのに「友人」と言ってしまう人も少なくありません。
人間関係は意外と狭いもの。なので、こういう嘘はだいたいバレます。
私自身、SNSで一度話し掛けられただけの全く知らない人に「麗美さんとは知り合いで、仲良くさせてもらっています」と吹聴されて、不審に思った友人からそのことを聞かされ、絶句した経験があります。
こういうことが一回でもあると、その人への信頼は崩れてしまいます。
そして、警戒心を抱かせ、距離を取られてしまい、もう二度と仲良くなるチャンスはないのです。
軽い気持ちで見栄を張ったことにより、人間関係を壊してしまったら元も子もありませんよね。
くれぐれも他人を、自分を大きく見せるツールとして利用することがないよう、注意して下さい。
これらのように、自覚ないまま「自分を大きく見せてしまう」人になってしまっていませんか?
虚栄心や見栄は、周囲から反感を買ったり不信感を抱かれたりと悪い結果しか生み出さず、最悪の場合自分を滅ぼしかねません。
もし心当たりがあれば、この機会に自分の言動をじっくり見直して、くれぐれもうっかりした発言で自分が損をすることがないよう気を付けて下さいね。