「魅力的な話し方」をするには「話し方の癖を知る」ことが大切
こんにちは。麗美です。
「魅力的な話し方」を身につける大前提として、「自分の話し方の癖を知る」ことが大切になってきます。
それも「良い癖」ではなく「悪い癖」。
自分の悪い癖を知って改善することが、「魅力的な話し方」を身につける第一歩なんです。
しかし、自分の癖を自覚するのは意外と難しいこと。
皆さんも、ふだん無意識にしていた行動を人に指摘されて初めて気づいたことがありませんか?
自分のことって、意外と自分ではわからないんですよね。
なので今日は、皆さんにじっくり自分の話し方の癖について、考えていただきたいと思います。
【自分の癖がわかる10の質問】
今から皆さんに、10項目の質問をします。
よく考えて、YES か NO で答えてみてくださいね。
1 電話で、相手から聞き返されることがよくある。
2 話したことを、聞き間違えられることがときどきある。
3 どちらかといえば、人の話を聞くより自分が話す方だ。
4 友達と話している時、話し始めるタイミングがよくかぶる。
5 用事がある時は、メールより電話をすることが多い。
6 話している途中で、「で、どうなったの?」とか、「結論は?」と、話の先を促されることが多い。
7 話の途中で、相手が退屈そうになったり生返事されることがある。
8 説明が苦手だ。
9 なかなか人と会話がはずまない。
10 何を話せばいいのか、正直わからない時がある。
全ての質問に、YES か NO で答えましたか?
では今から、YESの数であなたの癖を診断していきましょう!
【1・2の質問でYESが1つ以上】
あなたは無意識に「相手が聞き取りにくい話し方」をしてしまっている可能性があります。
原因は、「早口」・「声が小さい」・「滑舌が悪い」など。
心当たりありませんか?
「早口」の人は、ゆっくり話すことを心掛けましょう。
最も聞き取りやすいのは「1分間=400字」ですので、
分かりにくかったら、テレビのアナウンサーの話すスピードを参考にしてください。
「声が小さい」方は、相手に聞こえやすい「声の大きさ」にしましょう。
「滑舌の悪さ」については、練習すればたいていの場合克服できます。
「滑舌を良くする」方法については次回じっくり説明しますが、ゆっくり1音1音丁寧に発音することで、ある程度は改善されますよ。
【3~5の質問でYESが2つ以上】
あなたは、おしゃべりは得意なのですが、自分が話すことに夢中になるあまり、話し相手の様子がよく見えていないかもしれません。
会話はキャッチボールです。
投げっぱなしにせず、相手の話をよく聞き、
【6~8の質問でYESが2つ以上】
あなたは、話す内容が頭の中でまとまらず、話し方がダラダラ冗長になってしまっている可能性があります。
話をするときは、まず話の全体像を頭の中で思い浮かべて、どういう順序で説明すればわかりやすいか、考えてみましょう。
そういう事前の準備をすることで、頭の中も整理されて、落ち着いて話ができるようになるはずです。
【9・10の質問でYESが1つ以上】
あなたは、話す時に考えすぎてしまう傾向があるようです。
別に、気の利いたことや、面白いことばかり話さなくてもいいんですよ。
人とのコミュニケーションって、「話す内容」よりも「話すこと自体」が大切なんです。
だから話題は、面白いドラマについてでも好きな食べ物でもいいし、お天気だっていいんです。
話題になりそうな身近なニュースやエピソードなどを、普段から具体的にイメージしておきましょう。
自分の頭の中にいくつかのジャンルの話題の引き出しを作り、会話の時はその引き出しから自在に「相手にふさわしい話題」を取り出せるようにしておく。
そういうイメージトレーニングを繰り返すことで、必ずコミュニケーション力はアップしますよ。
どうですか?
10項目の質問で、「あなたの話し方の癖」は見つかりましたか?
もし、あなたに「悪い癖」があったら、少しずつでいいので改善していきましょう。
悪い癖を克服すれば必ずコミュニケーション能力はアップし、「魅力的な話し方」へと繋がっていきますよ!