昨日よりももっと「魅力的」な私に

「魅力的な人」になるためのコツをご紹介します~サロンのような場所を目指して~

正しいお辞儀のマナー

f:id:miryokuteki:20180528001329j:plain

こんにちは、麗美です。

大人の女性なら知っておきたい、お辞儀のマナー

今日は、日常でもビジネスでも必要になる立礼について、詳しく説明して参ります。

 

【立礼のマナー(会釈・敬礼・最敬礼)】

 

立礼、つまり立った姿勢で行うお辞儀には3種類あります。

会釈・敬礼(普通礼とも)・最敬礼です。

こちらの3種類、何が異なるかというと身体を傾ける角度です。

会釈は15度敬礼は30度最敬礼は45度

 

お辞儀をする場面・お辞儀する相手によって、この3種類を使い分ける必要があります。

では、ひとつひとつ詳しく解説していくことにします。

 

会釈

 

すれ違う際や、人の前を通り過ぎる時に行うお辞儀です。

主に行う場面としては、出社や退社時、廊下を歩く時など。

 

会釈の際に気を付けたいのは、首だけ「ペコリ」と下げないこと。

きちんと腰から上半身を折り曲げるように、軽く15度傾けて下さい。

 

15度とは、下の画像のように、相手から自分の顔全体がギリギリ見えることが目安になります。

相手から表情が見えるので、軽く微笑むようにするとさらに印象が良くなるでしょう。

f:id:miryokuteki:20180527233716j:plain

 

敬礼(普通礼)

 

ビジネスの場でもっとも出番の多い、お辞儀の仕方です。

行う場面は、名刺の交換などの挨拶時、来客の送迎時、商談が終わりお礼を述べる時など、ビジネスの場でお辞儀をする際はほとんどこれに当たります。

 

猫背で敬礼を行うと、お辞儀の角度が浅く見え失礼になるので、背筋をまっすぐ伸ばした状態30度上半身を折り曲げましょう。

男性ならば両手は太ももの横に、女性は両手を身体の前で軽く組むと、美しく見えます。

 

30度の目安としては、下の画像のように、相手から顔はほとんど見えないけれど額は見えるイメージです。

f:id:miryokuteki:20180527235344j:plain

 

最敬礼

 

最敬礼は、社長など非常に目上の方に対する場合や、感謝や謝罪の気持ちを丁重に伝える場面で行います。

あまり行う機会はないと思いますが、失礼の許されない場面での非常に大切なお辞儀となるので、注意深く行うようにして下さい。

 

男性は両手を太ももの横に置き、女性は手を身体の前で組んで、背筋をまっすぐ伸ばしたまま腰から上半身を45度傾けます。

45度の目安としては、下の画像のように相手からは自分の頭頂部が見えるイメージです。

目線は、自分の足元の1メートル先くらいを見るようにしましょう。

f:id:miryokuteki:20180528001639j:plain

 

 【全てのお辞儀に共通する注意点】

 

・ペコペコ何度も頭を下げない。

・首だけ曲げず、必ず腰から背筋をまっすぐ伸ばして。

・お辞儀の前と後に、相手と目線を合わせる。

・お辞儀はゆっくり丁寧に。3つ数えながら頭を下げ、頭を上げる際も3つ数えるとよい。

・相手が頭を上げてから、自分の頭を上げるようにする。

 

 

頭から指先・足先に至るまで神経を行き届かせて、全ての動作をゆっくり流れるように行うと、美しくエレガントなお辞儀に見えます。

 

お辞儀ひとつで、印象が良くなることもあれば悪くなってしまうことも。

魅力的な人」と言われるため、この機会にお辞儀の仕方を完璧にマスターしておいて下さいね。