結婚式のマナー
こんにちは、麗美です。
いざというとき、知らなかったでは済まされない冠婚葬祭のマナー。
その中でも、結婚式は人生の大切な門出なので、完璧なマナーで祝福したいものです。
今日は、結婚式のマナーについてお話ししていきたいと思います。
【結婚式に招待されたら】
結婚式に招待される場合はほとんど、事前に新郎もしくは新婦から、結婚式に招待したいという旨の連絡があります。
挙式の日程・場所のアナウンスがあり、出席可能か打診されます。
結婚式はほとんどの人にとって、一生に一度のお祝い事。
なので、招待を断るという選択は基本的にあり得ません。
入院や海外出張など、結婚式を欠席せざるを得ないほどの事情があった場合のみ、事前の打診があった時点で、出席できないことを相手に伝えることが必要です。
その場合は、きちんと事情を説明した上で出席できないことを謝罪し、結婚式前にお祝いの品などを贈るようにしましょう。
【招待状の返信】
結婚式の招待状が送られてきたら、なるべく早く返信し、遅くとも締切前日までには到着するようにしましょう。
表書きの宛名の下は「行」となっていると思うので、それを二重線で消し「様」を付けること。
裏書では出席に〇をするだけでなく、「ご結婚おめでとうございます」などのお祝いの一言も忘れないように。
【ご祝儀】
会費制でない限り、結婚式当日はご祝儀を持参しますが、ご祝儀袋は必ず「結婚用」のものを選びます。
大きめで豪華なご祝儀袋と、一般的なご祝儀袋がありますが、それは中に入れる金額と比例するものを。
金額が5万なら豪華なご祝儀袋、2~3万なら一般的なご祝儀袋を選びます。
ちなみに、ご祝儀の相場としては、友人なら2万か3万、いとこなど親戚なら3万か5万です。
結婚式場が一流ホテルなど豪華な場所なら多めの金額で、レストランウェディングなどカジュアルな場所なら少なめの金額というように、結婚式が行われる場所の格に合わせてください。
また、ご祝儀袋には必ず新札を表向きに入れ、中袋の表中央に「金〇万円」、中袋の裏に自分の住所・氏名を書きましょう。
結婚式場・披露宴会場に着いたら、受付で「この度はご結婚おめでとうございます」と挨拶したのちに、ご祝儀袋をお渡しします。
【結婚式の服装】
結婚式の服装や身なりとして、いくつかタブーがあります。
次のことは絶対に避けて下さいね。
1、白っぽい服(ただし、白ブラウスに柄物スカートなどは可)
2、爬虫類系のバッグ、靴
3、ヒールのない靴(妊婦なら可)
4、ノーメイク
5、大きめのバッグ
白は「花嫁の色」。なので、招待客は避けなければなりません。
アイボリーや薄いベーシュなどの白っぽい色も、照明によっては白く見えてしまうので避けた方が無難です。
また、ヒールのない靴・ノーメイクは、結婚式という「ハレの場」に相応しくないので、きちんとドレスアップした華やかな服装で出席するようにしましょう。
大きめのバッグも結婚式には相応しくありません。
小ぶりなパーティー用のバッグを用意しましょう。
アクセサリーは、最低でも1つは身につけるように。
また髪型も巻いたりアップにするなど、華やかさを心掛けて下さいね。
今まで数多くの結婚式・披露宴に招待されてきましたが、黒いワンピースやドレスの出席者が非常に多いです。
アクセサリーや小物が映えるので黒もいいのですが、黒を選んだら必ず誰かとかぶることを覚悟しておいてください。
明るいパステルカラーのワンピース・ドレスなら、若々しさ華やかさにあふれて素敵ですよ。
結婚式や披露宴に招待されたら、マナー違反にならないよう以上のことに注意して、素敵な装いでお祝いの場に出掛けてくださいね!