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手持ちの洋服活用術(洋服の断捨離は慎重に)

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行き過ぎた断捨離は魅力を半減させる

こんにちは、麗美です。

今日から外見的魅力の大きな要素となる、洋服活用術についてお話ししていきます。

まずは、服の断捨離について私の考えを述べていきますね。 

 

最近よく目にする、断捨離という言葉。

私も関連する書籍などを読んだことがありますが、なるほどと思うことばかりでした。

 

部屋がキレイに片付く程度の量しか物を持たない

使わないもの・不要なものは思い切って処分する

この考え方には、大きく賛成します。

 

ただ、洋服の断捨離に関しては、私はちょっと違和感を感じます。

 

フランス人は10着しか服を持たない

ベストセラーにもなった、こちらの本。

パリジェンヌのシンプルなオシャレ生活をお手本に、断捨離の利点について述べています。

 

たしかにパリに行くと、シンプルな服を魅力的に着こなした女性ばかり。

ファッションの傾向としては、服の色はモノトーン多め、小物をさし色にしたオシャレ上級者が多い印象です。

これだけコーディネートが上手ければ、日本女性よりクローゼットに掛かっている洋服が少なくても様々な着こなしが楽しめることでしょう。

 

しかし、パリジェンヌの着こなしを日本女性が簡単に真似できるものでしょうか

 

パリジェンヌの服が少なくて済む理由は、

・自分に似合う服をよく分かっている

・スカーフやバッグなどの小物使いがプロ並み

・どんな服でも着こなせるスタイルや雰囲気をすでに手に入れている

という条件が揃っているからこそ。

 

この条件を満たす人ならば、少ない服でも十分に自分の魅力を発揮できると思います。

しかし、多くの日本女性、特に若い女性には当てはまらないのではないでしょうか。

 

 一つ一つ解説していきたいと思います。

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パリジェンヌは自分に似合う服をすでに分かっている

 「自分に似合う色・デザインがイマイチ分からない…」女性ならば、皆さん経験がおありだと思います。

 

自分に似合う服が分かるようになるには、いろいろな服を着てみて失敗を重ねる…という「経験」が最も大切です。

いろいろな服を試すことで、だんだん自分に似合う色・自分に似合う形の服が分かってくる訳です。

なので、「自分に似合う服が分からない」うちから、手持ちの服の数を大幅に減らすことはリスクでしかありません。

 

例え、「私は自分に似合う服を熟知している」という自負があったとしても、年齢を重ねることによって、昨日まで似合っていた服が突然似合わなくなることも。

顔色のくすみ、体型の変化などで、年代ごとに似合う服も変化していきます。

 

なのでファッションのプロでない限り、コーディネートのブラッシュアップや試行錯誤は常に必要なのです。

それがファッションの愉しみの一つでもありますね。

 

それに、朝起きてクローゼットを開いたら、組み合わせ重視で選んだモノトーンのシンプルな服ばかりが掛かっているより、色とりどりの様々な洋服が掛かっている方が気持ちも高揚しますよね。

 

パリジェンヌはスカーフやバッグなどの小物使いがプロ並

小物使いが非常に上手く、シンプルな服でも、スカーフや帽子などで変化を付けたコーディネートを楽しんでいる日本女性も確かにいます。

 

しかし、私は職業柄たくさんの女子大生を見ていますが、スカーフや帽子を身に付けている学生はほとんどいません。

華やかなスカーフや差し色になえるような派手なバッグは、仕事では身に着けづらいという女性も多いことでしょう。

 

小物を多用する文化がなく、控え目なファッションを好む日本女性の場合は、小物はあくまでも副次的なアクセサリー感覚で取り入れた方がよいでしょう。

日本女性はやはり洋服メインのファッションの方が似合っていると、私は思います。 

 

パリジェンヌはどんな服でも着こなせるスタイルを手に入れている

フランスは世界一の美容大国

ダイエットやアンチエイジング努力を惜しまない女性が多いことで有名です。

 

ファッションスナップを見ても、引き締まった身体で堂々と服を着こなしたパリジェンヌばかりですよね。

それを見て思うのは、彼女たちがファッションの主役で、服はあくまで彼女たちの素材を引き立てる物であるということ。

しかし、そのようなファッションが成り立つのは、魅力的なプロポーションと雰囲気に恵まれていることが大前提になります。

 

だからといって、「私はプロポーションに自信がないから」と落ち込む必要はありません。

完璧なプロポーションの人は、意外にフェミニンな服やデコラティブな服が似合わなかったりするんです。

素材が主役なので、あまりに装飾的な服を着たらトゥーマッチになってしまうんですね。

 小柄な人、ふんわりした体型の人だからこそ似合う服もあるんです。

 

これらの理由から、服の組み合わせを重視しシンプルな服を推奨する断捨離の考え方は、日本女性には合わないと私は思うのです。

 

似合わなくなってしまった服」「もう着なくなった服」を処分することには大賛成ですが、行き過ぎた断捨離は「自分らしさ」や「自分の魅力」を半減させてしまう恐れがあります。

 

新しい服を買ったら、同じ数の服を処分する」このルールさえ守っていれば、クローゼットが溢れることもないはずです。

 

朝クローゼットを開けたときワクワクする、その気持ちの高揚をぜひ大切にして下さい。

その高揚感こそが、あなたをより魅力的にしてくれるはずですから。

 

では、手持ちの服をどのように活用していくかについては、次回で詳しくお話しすることにしますね。